日本の伝統色「利休色」とは……
茶人・千利休が愛した美意識に由来する、落ち着いた黄緑が利休色。ややくすみを帯びた色合いで、渋く大人びた趣を感じさせます。安土桃山時代、織田信長や豊臣秀吉に仕えながらも、利休が追い求めたのは、静かに自分の心と向き合う禅の精神でした。茶室には禅僧の書である墨跡の軸を好んで掛けたとされ、その墨のやわらかな風合いもこの色に重なります。
利休色 = りきゅういろ
千利休は「わび茶」を大成させた人物で、豪華さよりも質素で静かな美しさを大切にする考えを広めました。「利休色」は、りきゅういろと読みます。
DIC 日本の伝統色:C22 M0 Y45 K50 / R100 G128 B70/利休色(りきゅういろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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