日本の伝統色「濃桔梗色」とは……
桔梗の花の色をもとに、より濃く鮮やかにした青紫が濃桔梗色。もともとの桔梗色は鮮やかな青紫ですが、それをさらに深めた力強い色合いが特徴です。桔梗の花には紫と白があり、古くから特に紫の花が親しまれてきました。その色の幅は広く、水色に近い淡いものから、黒に近い深い紫までさまざまに見られます。その中でも、ひときわ濃く鮮やかに発色した色が濃桔梗色とされています。花の色は一様ではなく、自然の中で多彩に移ろうことを教えてくれる色です。
濃桔梗色 = こいききょういろ
桔梗は秋に星形の花を咲かせることから、古くは「ききょう」を「吉凶」に通じる縁起の象徴として扱う考えもありました。「濃桔梗色」は、こいききょういろと読みます。
DIC 日本の伝統色:C80 M100 Y0 K34 / R34 G0 B168/濃桔梗色(こいききょういろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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