日本の伝統色「渋紙色」とは……
柿渋を塗った厚紙「渋紙」の色合いに由来する色が渋紙色です。渋紙は和紙を何枚も張り合わせ、柿の汁である柿渋を塗って作られた丈夫な紙で、防水や防腐に優れていました。そのため、昔は紙衣(かみこ)や傘、合羽(かっぱ)など、暮らしのさまざまな場面で使われていました。色合いは柿の実の鮮やかな印象とは異なり、赤みを帯びた落ち着きのある茶色です。
渋紙色 = しぶがみいろ
紙衣は、渋紙を使って作られた衣服のこと。平安時代以降に着用されるようになり、軽くて丈夫なことから親しまれました。「渋紙色」は、しぶがみいろと読みます。
DIC 日本の伝統色:C44 M93 Y91 K12 / R126 G16 B20/渋紙色(しぶがみいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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