日本の伝統色「紅柿色」とは……
熟した柿の中でも特に濃く色づいた実にちなんだ色が紅柿色です。柿は奈良時代の『正倉院文書』にも記されているほど古くから親しまれており、熟し具合によってさまざまな色名が生まれました。その中でも紅柿色は、十分に熟して深く染まった柿のような色合いを表しています。戦時中には、不時着した軍用機を見つけやすくするための機体色として検討されましたが、結果としてはそれほど目立つ色ではないと判断されました。
紅柿色 = べにかきいろ
柿は日本各地で栽培されており、品種は1,000種類以上あるといわれています。甘柿や渋柿など種類も豊富で、秋を代表する果物として親しまれています。「紅柿色」は、べにかきいろと読みます。
DIC 日本の伝統色:C0 M83 Y88 K20 / R204 G34 B24/紅柿色(べにかきいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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