日本の伝統色「蜜柑茶」とは……
ミカンを思わせる橙色と茶色を合わせたような色が蜜柑茶です。江戸時代には茶色が流行し、たくさんの茶がつく色が生まれましたが、蜜柑茶が注目されたのはそれより後の大正時代でした。明治以降、温州ミカンが広く親しまれるようになり、蜜柑色自体も大正時代に流行色となりました。やや赤みを感じる落ち着いた橙茶色は、当時の街並みに見られた煉瓦を思わせ、大正ロマンの雰囲気を感じさせます。
蜜柑茶 = みかんちゃ
温州ミカンの名前は、中国の「温州」に由来するとされています。現在、日本で流通するミカンの多くを占めており、冬の果物として広く親しまれています。「蜜柑茶」は、みかんちゃと読みます。
DIC 日本の伝統色:C0 M51 Y88 K28 / R184 G90 B22/蜜柑茶(みかんちゃ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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